電気代の削減と脱炭素を同時に実現 非化石証書を活用し、脱炭素を推進する豊富なプランを提供

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1994年に設立し、2023年9月より中央電力から社名を変更。創業から30年、一貫して取り組んできたエネルギー事業とテクノロジーを掛け合わせ、脱炭素を目指すエネルギーテックカンパニーとして新たな一歩を踏み出したレジル。新電力として長く豊富な経験を持つ同社の、独自の電力小売サービスとは…。

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レジル株式会社
レジル株式会社
グリーンエネルギー事業本部 ジェネラルマネージャー
森川洋一氏

◆業種・業態に合わせ最大のインパクトを出す電力契約を

現在、新電力として、数十か所の太陽光発電を自社開発するほか、複数の発電事業者と連携する同社。〈グリーンエネルギー事業〉では、多様な発電企業との連携による電力調達を行い、CO2排出実質ゼロの電力小売サービスを提供する。脱炭素及びエネルギーコスト削減へ向け、電力契約の切り替えは、最もシンプルで効果的な対策の1つだ。レジルの電力供給は非化石証書が付帯されており、電力利用におけるカーボンニュートラルへの貢献を実現できる。

レジル・グリーンエネルギー事業本部の森川洋一氏は「固定費削減につながる電力契約の見直しについては、需要家ごとの電気の使い方、業種・業態に合わせ、最大のインパクトをいかに出していくかがカギとなります」と話す。

電気料金は基本料金+電力量料金で算出されるが、この「電力量料金」は使用した電力量に比例する従量課金形態だ。つまり、電力量料金が同じ場合、単純に基本料金を低減できればトータルコストは下がる。一方で、工場や病院など24時間近く稼働する施設では、電力量料金の占める比率が高くなるため、基本料金より電力量料金をコストダウンした方がインパクトは大きくなる。

基本料金の部分でコストダウンを図る固定料金プランと、電力量料金でコストメリットを出す市場連動型プランの2つのプランを持っているのが、レジルの電力小売サービスの特徴。

「2つのプランを用意することで、お客さまの電気の使い方に応じて最大のインパクトを出す最適なプランを提案し、電気料金の削減に寄与していきます」

◆固定料金プランは変動が少なく安定した電気料金

◆市場連動型プランで電気料金大幅削減のチャンス

※削減率はエリア、電気の使用状況により異なります

出所)レジル(2024年6月末現在)
出所)レジル(2024年6月末現在)

マンションや法人顧客との契約を多数持ち、発電事業者から直接契約で大量の電力を安く調達できることがレジルの強み。日本卸電力取引所(JEPX)からの市場調達と発電事業者との直接契約からの調達を最適な量とタイミングで行うことで、電力の安定供給と価格メリットの2軸を実現する。

例えば、JEPXの電力価格が高騰した2022年度には、調達コストが販売価格を上回り、多くの新電力が倒産・撤退を余儀なくされた。レジルでは、電力の調達構成においてJEPXの比率を下げることで、この苦境を乗り切った。

レジルの提供する2つの料金プランのうち市場連動型プランは、30分ごとに価格変動するJEPXエリアプライスから月間平均を適用することで高騰時の料金への影響を吸収し、独自の手数料等もない『JEPX連動型プラン』となっている。市場価格が落ち着いている〈今〉は、このプランを導入することで電気料金を大幅に削減できるチャンスだ。

※削減率はエリア、電気の使用状況により異なります

「当社では、30年間培ってきたノウハウを駆使し、お客さまの電気需要傾向と状況を的確に判断した上で、エリアごとの電力会社の料金プランと比較して見積りをしていきます。市場連動型プランでは、独自分析で未来の単価予測をした上でのシミュレーションや見積もりを出すこともできます」

市場連動型プランの場合、昼間(12時前後)しか電力を使わないといった特殊な場合を除き、9時~17時の間に多く電力を使う一般的な事務所から、24時間一定の電力を使い続ける施設や工場まで、多様な業種・業態でメリットを出すことができる。

「内容をよく把握せず、なんとなく同じ電力会社と契約を続けているケースは多いかと思います。自社にどんな料金プランがマッチするのか、現状が高いのか安いのも含めた見直しを、おススメします」

◆電気料金の削減に加え脱炭素への貢献も期待できる電気メニュー

レジルでは、2つの料金プランに加え、非化石証書を用いた、脱炭素を実現するための環境メニューの提供も行っている。

非化石証書により、CO2排出量が実質的にゼロとなる〈カーボンフリーメニュー〉、CO2排出量が実質ゼロになることに加え、使用される電気の全量が実質的に再エネとなる〈再エネメニュー〉、CO2排出量が実質ゼロになることに加え、使用される電気の全量が実質的に『RE100』の要件を満たす再エネとなる〈再エネRE100メニュー〉の3つ。

出所)レジル(2024年6月末現在)
出所)レジル(2024年6月末現在)

また、化石電源による発電分について、同社が費用負担し非化石証書を購入することで、需要家の脱炭素を実現。環境メニューを使用していることを証明する電力供給証書も準備し、需要家の脱炭素への取り組みの見える化にも貢献する。

レジルの環境メニューを導入するメリットは大きく3つあり、1つは設備投資不要で脱炭素を実現できること、2つ目が電気料金のコストダウン、3つ目が脱炭素への取り組みの見える化による企業価値向上だ。

出所)レジル(2024年6月末現在)
出所)レジル(2024年6月末現在)

「電気料金というエネルギーコストの削減に加え脱炭素への取り組みも進められる、ダブルでお得なプランとなっています。脱炭素へ早くから取り組むことは、企業価値の向上やサプライチェーンでの差別化、環境問題に敏感なZ世代の採用等にも直結していくかと思います」(森川氏)

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