西松建設、玉川大学と提携、冷却式LEDを採用した植物工場を建設
今回の植物水耕栽培システムで使用する「ダイレクト冷却式ハイパワーLED」は、玉川大学農学部の渡邊博之教授が開発に成功したもので、今までにないLEDチップの冷却方式の採用により、植物栽培光源として10年以上の出力の維持、それに伴うコストの削減を実現させた。現在特許出願中だ。
玉川大学校内に建設する植物工場「TNProduce-PlantFactory-」(TN:TAMAGAWA-NISHIMATSU)は、太陽光発電システムを備えた地上2階建(延床面積:約900平米)で、リーフレタスやハーブ類の日産3900株を可能にする構造規模を有する。1月に着工し、同年9月に完成予定で、10月にリーフレタスの日産600株システムの稼働から開始し、2年後(平成26年9月頃予定)の第2段階では、生産設備を増設し、レタス以外の作物も生産可能な日産3900株システムを稼働させる予定。
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