東芝の有機薄膜太陽電池、変換効率の世界記録更新 セルで11.2%

  • 印刷
  • 共有

東芝は、有機薄膜太陽電池のエネルギー変換効率において、1cm角の単層セルで世界最高レベルの11.2%を、5cm角のモジュールで世界最高の9.9%を達成した。これにより低コスト、薄型、軽量の有機薄膜太陽電池の本格的実用化に一歩近づいたことになる。同社は今後、発電コストをさらに低減するため、変換効率の向上、耐久性の向上及び製造コストの低減に向けた研究開発を進めていく。

なお、同技術の詳細は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「太陽光発電システム次世代高性能技術開発」の成果として、7月29日に東京ビッグサイトで開催された「再生可能エネルギー2014国際会議」で発表された。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事