グローバルのノウハウに確かな信頼性 カナディアン・ソーラー、ディベロッパー事業へ(2ページ目)

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グローバルで10年以上のキャリア積んだ
技術者集団がプロジェクトを練り上げる

「まず、最初にお伝えしたいのは、私どもは日本で長くビジネスを行いたいということです」と言うのは、プロジェクト・ビジネス推進部シニアマネージャーとしてファイナンスなどを担当する山田亮太氏だ。

カナディアン・ソーラー社が日本に上陸したのは2009年6月のこと。2012年12月時点で、住宅用を中心に約2万棟の屋上用の太陽電池モジュールを設置してきた実績がある。「弊社の日本法人のうち、日本人スタッフは90%を超えています。中長期にわたって日本に定着するための体制を整えています」と重ねる。

また、現在はFIT(固定価格買取制度)を前提とした大規模な発電所プロジェクトの開発にも注力しており、そのいくつかは2014年上期に着工するという。計画中のプロジェクトの発電規模は合計で280MWにもなる。「中期的な目標としては、2017年までに500MWを目指しています」と山田氏。

「日本におけるディベロッパーとしての弊社の強みは、これまで世界中で行ってきたメガクラス以上の発電所開発で培ってきたノウハウだと考えています。また、10年以上の経験を積んだ、非常に優れたプロジェクト開発とシステム設計のチームが存在しており、世界中のプロジェクトに対して、彼らがスーパーバイザーを務めます。これまでの経験で得た押さえるべきポイントを、それぞれの地に移植するというわけです」と山田氏。

「たとえば土地の評価でいえば、数十もの評価項目があります。日照量だけでなく、風速や土地の傾斜角度など、徹底的に細かくチェックしています」とプロジェクト・ビジネス推進部主任の菅近怜氏。さらに、売電収入やイニシャル&ランニングコストを鑑みた財務シミュレーション作成も、これまで培ってきたノウハウがあってこその精密さになるという。また、グローバルでビジネスを展開する企業だからこそ、資金力に富む海外投資家とのコネクションを備えるのも魅力と言えるだろう。

10年製品保証と25年出力保証 海外ブランドの強さ

カナディアン・ソーラー CS6Pシリーズ

そして、制度面でもカナディアン・ソーラー社ならではの魅力がある。それが10年製品保証と25年出力保証だ。しかも、その保証は、ハノーバーインターナショナル保険会社やRSUI損保保険会社などによってバックアップされている。また、製品には欧州における「PID耐性認証」「塩害腐食耐性認証」「アンモニア腐食耐性認証」などの認証を得ている。

世界屈指の太陽電池メーカーとしてのハードウェア面の強み。そのハードウェアを武器に世界各地でディベロッパーとしてのソフト面の実力をも磨いてきたというのがカナディアン・ソーラー社である。ハードとソフトの両面で高い実力を備えた企業が、日本市場においても確たる地歩を築きつつある。

「日本市場において、海外ブランドとしての存在感を獲得したいと願っています」と山田氏は語る。太陽光発電所のプロジェクトを考えるとき、カナディアン・ソーラー社はそのパートナーの筆頭候補となるのは間違いないだろう。

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