クラウド型監視サービスで発電量15%アップ (2ページ目)

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有人監視により、真に必要な情報のみ提供

商品について説明する星野氏
JBグループ JBサービス株式会社
取締役 サービス営業事業部長
星野 清孝 氏

『PV SCOPE』は、太陽光発電システムの遠隔監視クラウドサービス。見た目で判断できない太陽光発電システムの稼働状況や障害を自動検知し、稼働状況・障害情報を検知・蓄積し、20年間の長期運用をサポートします。発電量をはじめ、CO2削減量、日射量などより詳細な情報をモニタリングすることが可能。

一番の特徴は、監視センターに専任監視員を常駐させ、人の目で確認し、フィルタリングをかけた、生きた情報だけをアラート通知することです。システムの感度が高いと、発電にあまり影響しないような些細なトラブルでもアラート通知することがありますが、『PV SCOPE』は人の目によって本当に必要な情報のみを報告します。

また、パワーコンディショナー単位に発電(運転)状況をモニタリングすることで、細かな発電情報を収集。複数台のパワーコンディショナーで構成されている発電所では、隣同士の発電(運転)状況を比べる監視を行うなど、発電所の正常稼働を確認しながら監視します。パワコン単位から接続箱、ストリング監視までプランが選べ、すでに、発電を開始してしまった発電所でも後付けが可能です。

さらに『PV SCOPE』は、その他顧客との接点を増やすCRM集客ツールとしても活用できます。発電量などを表示するモニターは、エントランスに飾って新ビジネスやキャンペーンのお知らせ、商品やサービスを紹介するプロモーションツールにもなります。

PV SCOPE画面説明

JBサービスの技術、リソースを注ぎこんだ『PV SCOPE』

監視クラウドシステムのイラスト図解説明

監視センターSMAC(スマック)を中心に、全国サービス拠点のもと、24時間365日体制でサーバーやパソコン等のリモート監視、障害回復支援事業を行ってきました。今年で50年を迎え、ITを駆使した運用監視についての実績・ノウハウについては絶対の自信を持っております。

今後世界はすべてのモノがインターネットにつながる(IOT=Internet of things)時代に突入します。次のビジネスを考えた時、IOTを使ってセンシングしたデータをいかに活用して提案につなげることができるかがポイントになってきます。

弊社にはITと有人での運用監視のノウハウがあり、それらをきっかけにIOTサービスの一環として太陽光発電の有人監視サービス『PV SCOPE』をスタートしました。今後は、『PV SCOPE』で集めたデータに対して、修理やメンテナンスなど適切な提案をしていきたいと思います。

【JBサービス PV SCOPEについて】
お問い合わせはこちら
JBサービス株式会社
〒160-0022 東京都新宿区新宿4-2-23 新四curumu 11F

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