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世界最高水準の技術力で日本を席巻 分散型パワコン

パワコン分散型システムで発電ロスを軽減し、工期も短縮

デルタ電子のパワコンの特長はまず、単相パワコンで96%以上、三相パワコンで98%以上という電力変換の高効率性にある。さらにマルチストリング機能(2系統のMPPT機能)により、異なった方角に敷設されたストリングを最適調整し、各ストリングから最大の電力効率を引き出す。またマルチストリングにより、屋上の異なる向きの屋根面や地形による制限などを克服して、パワコン分散型システムを構築でき、工事期間を短縮しコストを削減することができる。

分散型パワコンと集中型パワコンのシステム図

パワコンの分散化により、直流側のケーブルの使用量を減らし、接続箱の機能も内蔵しているので配線工事を大幅に削減することも可能だ。また、分散化により、パワコン故障時のリスクも削減し、発電ロスを抑えるメリットがある。

筐体には放熱性の高いアルミを採用し、軽量コンパクトながらIEC規格IP65に準拠した防塵・防水性能を実現。屋内外、自由に設置場所を選べ、架台の背面に取り付けることも可能だ。専用収納スペースやエアコンなど冷却装置も不要で、ランニングコストも削減できる点が魅力だ。

「当社ではパワコンは屋外に設置することを前提に設計しています。しかもヨーロッパの寒冷地や高温多湿なインド、東南アジアなどワールドワイドに実績を積んでいるので、塩害地域も含め日本国内の幅広い環境に適応できます」と柯氏はグローバル企業の強みも力説する。

さらに監視や保守メンテナンスが容易なことも大きな特徴だ。マルチストリング機能により、ストリングごとにセンサーを設置することなく、パワコンから各ストリングごとの発電量や不具合などの情報を得ることができるからだ。またパワコン本体前面のディスプレイから、設定状況や記録されたデータをチェックでき、システム内のデータは自動的に各時間帯ごとの総発電量として記録・保存される。

特別高圧メガソーラーで日本初の取り組み

こうしたデルタ電子のパワコンが今年1月、特別高圧規模のメガソーラー(出力15MW)としては日本初の分散型パワコンとして採用された。同発電所の敷地面積は40万平方メートル、太陽電池の出力は19.8MW、パワコンの出力は15MW (20kW×750台)だ。敷地は旧ゴルフコースで、各コースの広さが異なり、設置できる太陽電池モジュール枚数にバラつきが出るため、従来のセントラル型パワコンでは効率的な配置ができなかった。そこで、デルタ電子の小型分散型パワコンを設置することで、効率的な配置を可能にするとともに、故障時の発電ロスのリスクを分散し、ランニングコストの低減も図った。また地形にも対応し、モジュール設置エリアでは造成工事を行わず、環境にやさしい設備設計を施すとともに、工期短縮にも貢献。パワコンの分散化の優位性を発揮する。

デルタ電子ではこうした分散型パワコンシステムの普及をリードするとともに、「当社は東北大学の『スマートビルAC/DCハイブリッド制御システム』の開発・実証プロジェクトにも参加していますが、今後とも再生可能エネルギー分野に限らず蓄電池、EMS、ICT融合によるEV車急速充電器の整備など次世代エネルギー分野にかかわる研究開発も進めていきます」(柯氏)と意欲的だ。

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