O&Mだけではない!太陽光発電所の収益を最大化する、8項目の発電所診断

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イワテック(本社・長崎市)の高品質なO&M、設備診断・評価サービスが好評だ。他社と大きく異なる部分は、(1)太陽電池モジュールを取り外すことなく、特殊試験機を用いた工場出荷時と同等の試験を実施。(2)発電所全体の診断・評価サービスの提供を行っているところだ。特に(2)に関しては発電所評価チャートを活用し、「事業性」「生産性」など8つの観点から評価を行っている。

三菱グループが手掛ける内外の火力発電所の設計から部材の調達までを提供する事業の実績がベースとなり、世界水準で標準化したソリューションの要は「点検」の質と量と分析力にあった。

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データの例

FITにより全国に広がった太陽光発電所。販売業者のなかには「一度設置してしまえば、メンテナンスフリーで20年以上発電してくれ、ほとんど故障もない」と言って勧めるところもあるが、そんなことはまずあり得ない。

大雨や強風による太陽電池モジュールのはずれ損傷やケーブルの不具合、飛来物によるモジュールの破損など、実際にはトラブルが多発している。モジュール表面の汚れによる性能劣化、設置段階でのミス、その後の環境変化で本来得られる発電量が得られていない場合も多い。

しかしながら太陽光発電は、気象条件で発電量に差があるため、なかなか問題に気づきにくく、知らず知らずのうちに損失を被っているケースもあるようだ。

今年6月に公布され来年4月から施行される改正FIT法では、太陽光発電事業の計画書の審査が厳しくなり、適切な点検・保守の義務化も検討されている。

そういったなか、太陽光発電所のO&M(管理・保守)や診断・評価サービスを、高い技術力かつリーズナブルな値段で行ない、信頼を集めているのがイワテックだ。

世界各国で三菱グループが手掛ける火力発電所のシステム設計を担当

同社は、三菱電機の本社に勤務していた岩元孝一郎氏が、1989年に発電プラントのシステム設計を行なう事務所として独立・起業。三菱グループが手掛ける内外の火力発電所などの設計から部材の調達、施工までを提供する事業を行なってきた。

「発電プロジェクトにおいては、国ごとの規格や基準をクリアする必要があることはもちろん、発電所のパフォーマンスを高めながら、経済性、安全性、周囲に与える影響なども考慮する必要があります。当社は、そういった多様な観点でのさまざまな課題や困難を乗り越え、高い品質の仕事をしてきた経緯があります」と、岩元代表は語る。

イワテックの本社は長崎にあるが、東京、名古屋、久留米に営業所を持ち、インド支社も有している。インドに拠点があるのは、オフショアのエンジニアリングを当地で行なっているためだ。同社は、アメリカ、インド、フィリピンからも優秀なエンジニアを迎え入れ、社内で英語が飛び交うことも日常だという。

そんな同社が、これから有望な分野として着目したのが再生可能エネルギーで、2008年に太陽光発電事業に進出。メーカーとして商品を提供、設置することに加えて、自社の5カ所のメガソーラー発電所で検証も行ないながら、全国で太陽光発電所のO&Mや診断・評価サービスを行なっている。

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