第一種エネルギー管理指定工場の省エネ-雪印メグミルク野田工場

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雪印メグミルク野田工場は、新しい高効率設備や省エネ対策を導入し検証した上で、同社の他工場に展開していくモデル工場の役割を担っている。高効率で省エネ性の高い大規模自動化工場を目指すと共に、工場見学を通して地域や消費者に開かれたモデル工場を展開する。

高効率設備や省エネ対策を導入するモデル工場

関東平野のちょうど真ん中に位置する千葉県野田市で、雪印メグミルク野田工場が操業を開始したのは平成元年5月。約17,800坪の敷地に5階建ての白い工場棟がそびえ、牛乳をはじめ、ジュース類やヨーグルトなど70品目の製品が製造され、地元千葉県をはじめ大消費地の東京圏に向けて配送される。生産量は年間約13万kl、エネルギー使用量も原油換算で3,000kl以上にのぼり、省エネ法の第一種エネルギー管理指定工場に指定されている。全社環境目標として、エネルギー原単位1%を掲げ、取組んでいる。

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