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「職人が輝ける建設業界」を目指し自分を表現する大工達【PR】

環境ビジネス編集部

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建設業界を「もっと職人が輝ける業界」にしたい―。そんな思いで作られた「建設職人甲子園」。技術で争うのではなく、プレゼンという形で「業界を良くしたい」と思いを熱く表現し、競い合う。300人以上の人が、ボランティアで仕事のかたわらに活動を行い、年に1度の全国大会というイベントでは、5,000人以上もの人を集めるという。創設者である建設職人甲子園本部理事長の小山宗一郎氏に、設立の背景や熱い思いを聞いた。

小山宗一郎氏

建設職人甲子園 本部理事長 小山宗一郎氏

職人の価値を高めることでどんな状況でも強い会社を

建設職人甲子園本部理事長の小山宗一郎氏は3年前に「職人に新しい価値を~共に学び、共に実践、共に輝く~」という理念の元に建設職人甲子園を立ち上げた。その理念に共鳴し、3年で300人以上の人が仕事のかたわらにボランティアで運営に関わっている。

甲子園さながらに、地区大会と全国大会の場が用意され、2017年1月に開催予定の全国大会には5,000人以上の来場者を見込んでいる。大会では、各企業が「業界発展につながる取り組み」と「建築業界への思い」の2つを20分間でプレゼンテーションをする。思いをストレートに伝える大工達の姿が人々の心を掴み、安倍首相などからも応援メッセージが届くという。

業界の一歩になるのであればと壇上に立つ若者達

「彼らは本当に感動を与えてくれます。でも若い人はみんな、最初は壇上に立つのを本当に嫌がるんですよ」と小山氏。プレゼンをする位だったら会社を辞めます、という人もいたそうだ。

「それでも最後には『自分が壇上に立つことによって、誰かの心に火が付くんだったら、業界の一歩になるんだったらやります』って言ってくれるんですよ」。

プレゼンテーションの一例を紹介しよう。2016年の第一回全国大会で優勝した企業は、千葉の外房にある塗装会社だった。その塗装会社には色々な事情を抱えた人が集まっていたという。

社員の1人に、親から虐待を受けて体中に痣が残っているという方がいた。彼は家族愛とは何なのかを考えて彷徨っている中で、その塗装会社に出会った。また別の社員は、種子島からバンドをやるために東京に上京し、その塗装会社に出会うまでは30歳を過ぎても定職に就いたことのない人だった。

「彼らは、その会社には家族愛があると、社長はオヤジだと発表してくれました。この会社は、社員を応援し希望を叶えることを、会社全体の希望としていると発表してくれたんです」と小山氏は力を込める。

「私はその姿を見て、そうだこの業界というものは、お父さんが塗装屋さん、友人が塗装屋さん、そういった繋がりや家族愛で成り立ってきたものだった。職人魂というものの根底には技術の継承だけでなく、家族愛があったんだ、と気付かされましたね」。

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