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「職人が輝ける建設業界」を目指し自分を表現する大工達【PR】

環境ビジネス編集部

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建設職人甲子園を立ち上げた思い

立ち上げから、わずか3年で多くの人を魅了している建設職人甲子園。小山氏はどういった思いで、建設職人甲子園を立ち上げたのだろうか。

「一つの理由は、自分の苦い経験によるものです。私は16歳でこの業界に入りましたが、それはバイト求人誌の中で1番稼げそうだったということが理由でした。その後、左官屋に誘われて、左官屋で働くことになり、もっと稼ぎたいと思って会社を作ったのが22歳のことです」。

小山氏は順調に会社を大きくし、会社は120名規模になったが、次第に社内は不満や愚痴で溢れるようになったという。そして、不満が爆発し、小山氏の片腕であったNo.2が大勢の部下を連れて独立。小山氏は、その時自分の信じていたものが音を立てて崩壊し、方向性を見失ってしまったという。

「数年間、非常に悩んでいましたね。ある日、先輩に相談した際に『現場で働く人に光を当てろ。やり方ではなくあり方が大切なんだ』といわれて、あぁ自分が悪かったんだと気付いたんです。私は『稼げない奴はいらない』と社員を駒のように使い、人を人とも思わない経営者だったと。そして同時に『この会社で働いて良かった』と社員に思ってもらえる会社を作りたいと強烈に思いました」。

建設業界は、小山氏のように、『稼げそうだから』と成り行きで入ってくる若い人が多いという。そしてその人たちの夢は、もっと稼ぐために仕事を覚えて独立すること。でもその人たちも独立しても、小山氏のように失敗する人が多い。

「この連鎖では、業界全体が良いものになるはずがありません。人を雇う人間として、業界人として、自分自身も『あり方』を学ぼう。そして若い人にも技術だけでなく、『仕事へのあり方』も伝えていきたいと考えたことが、立ち上げの1つの理由です」。

時代の流れ、人工知能にも淘汰されない職人を目指したい

「建設甲子園を立ち上げたもう一つの理由は、やはり時代の流れによる仕事自体の減少によるものです。左官屋も、壁やタイルを塗ったりしていたのが、今は家を作るのにも塗装まで工場でやって、仕上がったものを繋いでいくだけということも多い」と小山氏は説明する。

機械化や人工知能の浸透によって、7割の職種がなくなるかもしれないと言われているが、だからこそ職人は「技術だけでなく、何か+αの価値を持っていなければ」という考えに行き着いたという。

「価値創造。これを建設職人甲子園という環境に来た人、みんなで作り出していきたいと思っています。サービスを広げていくのか、人間力を鍛えていくのかなど方向性は自由ですが、技術+αの価値を共に作っていきたいと考えています」。

建設職人甲子園では、来年の1月22日に「第2回建設職人甲子園全国決勝大会」を開催する。プレゼンの他、職人体験ブースや縁日なども行われ家族で1日中楽しめるイベントになるという。小山氏は「興味を持っていただいた方は、建設業関係者に関わらず、顔を出して頂ければ」と呼びかけた。

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