事業拡大には優秀な人材が不可欠(2ページ目)

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太陽光ビジネスの魅力を若い人にも伝えたい

「海外メーカーがここまで元気だとは、入社してから改めて納得しました」と話す東氏は、ハンファQセルズの韓国工場を視察した際、唖然としたという。

「端まで見えないラインで、一気呵成にドカンと作るという大規模さ、最新のテクノロジーで、工場内に人も少ない。前職では海外メーカーにまだ負けないと思って働いていましたが...。これはすごい、の一言でしたね。日本の元技術者として少し悲しい気になりました」。

ハンファグループは「世界一の太陽電池メーカーとして世界に貢献している」姿を目指しています。

「弊社では、『2052年には、全世界のエネルギーは必ず太陽光が主流だ』という近未来への明確な視野を持って、太陽光ビジネスに取り組んでいます。長期戦略を見据えながら、今必要なことを実行しています。残念ながら国内企業ではそういった夢を目標としている会社が最近少なくなっているように感じます」と東氏は説明する。

東氏は、ハンファQセルズジャパンの営業会議や朝礼などで、若い社員に向かって、太陽光発電のビジネスの素晴らしさを伝えているという。

責任もあるがやりがいの方が大きいと語る東氏
責任もあるがやりがいの方が大きいと語る東氏

「太陽光は、原油にも原子力にもとってかわれる素晴らしいエネルギーです。太陽電池の仕事は、その発電する電気で暮らしを支え、環境問題に貢献できる。そういうことに大義を感じられる仕事です。さらに弊社の太陽電池は、この業界が長い私がひいき目なしに見ても『世界で勝てる商品』です。若い人にはこの仕事に携われる喜びを感じて、好きになってほしい。好きな仕事をするのは、一番の幸せだと思いますから」と東氏は熱く語った。

社長の事業拡大意欲を刺激していきたい

東氏の転職を支援した、環境ビジネスキャリアのキャリアコンサルタントである井出雅文氏は、「多くの企業の社長は、自分の会社に優秀な人に来てもらうのは難しいと考えています。しかし、東さんのように自分の価値を高めつつ、社会の課題を解決しながら、働きたいと考えている人は、実は市場にはたくさんいらっしゃいます」と、説明する。

いくら社長が優秀でも、社長1人では成し遂げられないことも多い。SonyやGoogleにも、優秀な共同創業者がいたのは有名な話だ。

井出氏は「良い人材さえ集まれば、事業は必ず後からついてきます。私は、社長の事業拡大意欲を刺激して、お役に立ちたい。日本からテスラやGoogleのようなグローバル企業を輩出していきたいと考えています」と力を込めた。

人材を募集している企業、転職を考えている人は、ぜひ環境ビジネスキャリアに、問い合わせをしてみて欲しい。

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環境ビジネスキャリア
(運営会社:株式会社フジテックス)
有料職業紹介事業13-ユ-305424
TEL:03‐5287‐8602
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