世界での知見生かし日本市場を勝ち抜くソリューションを提供

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オーストラリアを発祥の地とするクリーンエナジー。太陽光発電向けの幅広い製品・サービス・ソリューションを世界20カ国で展開する。日本市場においては、2006年から築いてきた顧客基盤を活かし、新たなパートナーと組むことで、今後も持続的なビジネスの成長を目指していく。

日本市場でも引き続きビジネスを展開

2004年、オーストラリア・メルボルンで創業したクリーンエナジー。小規模なソーラーソリューションプロバイダーから始まり、現在では世界各地に400人近い社員を擁する国際的な再生可能エネルギー企業へと成長した。

現在、香港とメルボルンに国際事業拠点、中国・アモイ市に生産拠点を置く。オーストラリアではトップシェアの架台メーカーとして現地の電力会社とパートナーシップを結び、2011年にはオーストラリアの国会議事堂に同社の製品が採用されている。

クリーンエナジーでは、オーストラリアの他、日本、イギリス、アメリカ、中国に各拠点を置き、事業を展開。イギリス、中国、オーストラリアの施設では、グローバルな研究開発を行っている。同社の製品・サービス・ソリューションは、その品質の高さで世界でも信頼性が高く、各国のパートナーや販売会社で構成するグローバルネットワークを通じ、世界20カ国で販売、導入されている。

クリーンエナジー 代表取締役 ダニエル・ホン氏

クリーンエナジー CEO ダニエル・ホン氏

クリーンエナジーのCEOであるダニエル・ホン氏は「我々は15年前に太陽光業界に進出しましたが、とても成長の早い業界だと感じます。世界的に今後も大きな成長が見込める分野です」と話す。

FIT価格の低下などで停滞感のみられる日本市場に対しては「日本の太陽光は、東日本大震災以降、急速に成長してきた市場です。急成長した市場が停滞するのは珍しくないこと。ビジネスが難しくなる時代にこそ、我々の持つ高品質な製品やサービス、これまで世界で得てきた知見を活かしたソリューションが役立つと考えています」と、引き続き事業を展開していく姿勢を力強く示した。

厳しい環境にも柔軟に対応

2006年から日本市場で展開しているクリーンエナジージャパンは、カスタマイズ可能な架台設置ソリューションが顧客から高い評価を得ている。一般住宅・陸屋根住宅から低圧・高圧・特別高圧の設備まで、多様なニーズに柔軟に対応。近年は特に、豪雪地や強風地、斜面など、過酷な環境に耐えうる製品へのニーズが高まっている。日本国内約3,000件の案件のうち、30%が傾斜地対応の架台という。「傾斜地や豪雪地帯など、厳しい環境では、状況をヒアリングしながら一つひとつカスタマイズしていきます」(ホン氏)。

同社では、これまでの実績・経験をもとに製品のカスタマイズを行うことで、施工費を抑えつつ、製品の性能を厳しい環境下にも耐えうるレベルに上げていく。この手法は特に大型案件では効果的だ。

さらに、トラブルに対する迅速な対応はもちろん、公的機関における許可取得サポートなどサービスも多岐にわたる。「あらゆる面でお客様とその案件をサポートします。その為のサービス体制の更なる充実を図っています」(ホン氏)。立ちどまることなくよりよい製品やサービス提供の為の努力は惜しまない。

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