再エネビジネスの立ち上げに力を発揮(2ページ目)

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社会を変えていくような仕事を...

GPSSホールディングスには2017年5月1日に入社し、経営企画室に配属された。

当時、同社は日本メガソーラー整備事業からGPSSホールディングスに社名変更を終えたばかり。太陽光、地熱だけでなく、再エネ5分野への事業展開、さらにIPPとして自社で発電所を所有し売電事業を行っていく方向へ転換したところで、外部へ向けての広報資料を全て作り直す必要があった。

「経営陣にビジネスの方向性をヒアリングし、分かりやすくビジュアル化していくことが最初の仕事でした。7月に出展した再生可能エネルギー世界展示会への準備もし、新しい方向性に関わることは一通りさせていただきました。さらに今後、ドイツの会社とともに行う風力事業の立ち上げをやらせていただくことになりました」(長谷川氏)。

GPSSホールディングスは、太陽光発電から始まり、地熱も近々完工する案件がある。しかし、風力、小水力、バイオガスは、ゼロを1にしていかなければならない段階だ。ここでも長谷川氏は、ゼロから1の立ち上げに関わることになる。

今後のキャリアイメージについて長谷川氏は「具体的なところでは、リードタイムの長い風力で、本当に発電所を作るところまで携わりたいですね。再エネは一つの事業者や地権者のものだけではなく、地域、日本、ひいては地球のエネルギー資源です。その一角で事業に取り組ませていただくことで、社会を変えていくような仕事をしていきたいです」と語る。

大使館の立ち上げに始まり、常にゼロから1の事業立ち上げに携わってきた長谷川氏。GPSSホールディングスへの転職は、そのタイミングからしても、まさにマッチポイントだった。環境・エネルギー分野に特化した『環境ビジネスキャリア』ならではの、見事なマッチングだったと言える。

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