注目高まる「中形風力発電」 投資利回り14~18%を確保
2018年度のFITにおける小形風力発電のカテゴリー撤廃を機に、中形風力発電に投資家の注目が集まっている。
そんな中、地域再生可能エネルギー開発機構が中国の中形風力発電トップメーカーの日本総代理店として、中形風力発電機を本格的に販売する。これまで導入の課題となっていた風況調査と発電所用地の組み合わせ販売により、投資へのハードルを引き下げ、導入を全面支援する。
『中形風力発電機 JW330 製品仕様書』を環境ビジネス限定で無料公開しています。こちら、もしくは文末より資料ダウンロードできます。
イニシャルコスト9000万円台で14%~18%の高利回りが期待できる
太陽光発電のFIT買取価格が現行18円/kWhの中、個人投資家や再エネファンドが、太陽光発電に偏っていたポートフォリオの分散化を進めている。新たな投資案件として期待を集めているのが中形風力発電だ。買取価格55円だった小形風力発電のカテゴリーが撤廃されたことを機に、年間発電量が大きく、高い投資利回りが期待できることなどから、投資家に注目されている。
そうした中で、地域再生可能エネルギー開発機構(IRRE)が他社に先駆けて出力330kWの中形風力発電機JW330を本格的に日本市場に投入した。すでに約40基の注文を受けており、引き合いも多数あるという。
IRRE代表理事の金子 秀吉氏は「中形風力は小形風力に比べ年間発電量が圧倒的に多く、風速6m/秒の時には約74万kWh、風速7m/秒の時には約99万kWhが見込めます。平均風速6m/秒~7/秒の場合、来年の買取価格19円で計算すると年間約1400~1800万円の売電収益が得られ、しかも工事完成引き渡し価格を9000万円台に抑えることができるので、14~18%という高い投資利回りが期待できます」と投資案件としての魅力を示す。
※『中形風力発電機 JW330 製品仕様書』を環境ビジネス限定で無料ダウンロードできます。
- 1
- 2