世界での実績に裏付けられた安定感 特高から自家消費まで全方位に対応(2ページ目)

  • 印刷
  • 共有

急ぎの案件にも柔軟に対応

FIT価格の低下に関しては「海外のFITと比べれば、日本はまだまだ高い」と趙氏。海外のコストの安い技術を早く日本に持ち込み、コストを下げていくことが重要だ。

「システムのコストを下げることも、パワコンメーカーの重要な役割だと思っています」(趙氏)。

30円案件の場合、2019年8月末までにメーカーや設計を入れ込んだ資料を届出なければならない。日本のEPCや発電事業者は、現在、メーカー選定の最終段階に入っているといえる。

「この期間に、ひとつでも多くの製品を導入していただくことが大切です」(趙氏)。

自家消費については、双方向の新しいストリング・インバータ『SG5.5RS.JP』を開発。低圧システム向けに設計された同インバータは、2つのMPPT(最大電力点追従機能)を備えており、最高220%という優れた過積載率を備えている。

低圧システム向けに設計されたストリング・インバータ
低圧システム向けに設計されたストリング・インバータ

また、同社は、日本市場の電力縮減を考慮し、DC/DCリンクESS(電力貯蔵システム)ソリューションを展開している。同ソリューションは、DC/DCコンバータ、リチウムバッテリーバンク、および高度なバッテリー管理システムの統合を特徴としている。2018年には、日本に30MWhのPV+ECCソリューションを出荷し、24時間連続売電を実現。720件以上の実績で、SUNGROW ESSは世界から高く評価されている。

2019年は、パワコンで600MW、蓄電池で30MWhを目標としている。

1997年に大学教授である曹仁賢氏によって創設されて以来、20年以上、新エネルギー発電に取り組んできたSUNGROW。コアプロダクトであるPVパワコンは、TÜV、UL、CSAなどの国際機関に認定され、ドイツ、イタリア、オーストラリア、アメリカ、日本を含む60カ国以上で販売されている。世界市場におけるパワコンデバイスの累積設置容量は、79GW(2018年12月)に達している。

こうした世界での実績、経験が、大きな信頼感と安定感を顧客に与える。

「世界市場で得た経験とノウハウを活かした柔軟な対応が強み」と話す代表の趙氏
「世界市場で得た経験とノウハウを活かした柔軟な対応が強み」と話す代表の趙氏

「日本市場では現在、急ぎの特高案件が増えています。我々は、納期の面、製品の調整、サービスなどすべてにおいて、緊急の対応を得意としています。世界における経験と蓄えてきたノウハウを活かし、多様な状況に柔軟に対応することができます。急ぎの案件であっても、連携するところまでしっかりとサポートしますので、ご安心ください」と、趙氏は日本市場と顧客に向けてメッセージを送った。

※SUNGROW JAPANが提案する、日本市場向け最新ソリューション ダウンロード資料はこちら。

ダンロード資料イメージ
お問合せはこちら
20190415_sungrown_logo 〒101-0041
東京都千代田区神田須田町1-7-9
VORT秋葉原 maxim 5F
TEL:03‐6262‐9917


この記事にリアクションして1ポイント!(※300ポイントで有料記事が1本読めます)