SDGs・ESG経営を関西電力がサポート(2ページ目)

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そのほか、CO2削減を推進する企業を対象に打ち出されたのが『再エネECOプラン』。お客さまにお届けする電気に、再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つ環境価値を付加した電気料金メニューだ。「お客さまごとに必要とされる環境価値の量に応じて年間購入量を設定できるのが、その特長の1つ。また、既存使用分をすべてそのまま再エネに転換するのではなく、まずはお客さま設備のウォークスルーを行い、運用のチューニングや設備更新などによる既存使用量の削減を検討、プランニングし改善策をご提案。そのうえで各社の削減目標の到達に向けて、『再エネECOプラン、または太陽光オンサイトサービスを活用していきましょう』とニーズに添った組み合わせを提示できるのが、我々の強みです」と語る。

電力供給から環境コンサルまで、包括的なソリューションを全国展開

この十数年で電力供給だけでなく環境やエネルギーに関する総合的な支援を行う会社へと変貌を遂げた関電。太陽光に限らず、年間約2,000社を対象にトータルコンサルティングサービスを提供し、事業を全国、そして海外へと拡大している。「エナッジに加え、エンジニアリング技術を活用した設備面のエネルギーマネジメント提案など、エネルギーの有効活用に向けた基盤をしっかりと整えることが大前提。そのうえで時代の流れに沿って再エネやCO2削減に関する取り組み、自家消費などの提案を行っています」と語る。

トータルコンサルティングサービスの一例
トータルコンサルティングサービスの一例
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SDGsを経営に組み込むことでESG投資を呼び込もうとするニーズも増加するなか、「お客さまから関西以外の地域の工場の省エネについてもご相談いただく機会が増えています。関西圏では敷地の狭い工場で採算の合わない場合でも、他地域の大規模な工場であれば利益が出るケースも多く、海外拠点・工場への提案要望もある」と大澤氏。

関電は15年ほど前から他社に先駆けて環境コンサルティングの事業化に向けた準備を進めてきた。そして現在、電力自由化が追い風となり、そのノウハウを活かしたサービスを国内外に拡大している。「当社からの系統電力購入の有無に関わらず、これらのサービスによってお客さまの環境経営を支援していきたい」。さらに「お客さまのニーズに合わせて、電気やガスの供給もセットで、トータルコンサルティングサービスを提供できる点が新電力や他の電力会社との違いです」とその強みを強調する。低炭素社会の実現にいち早く取り組んできた関電のこれからに期待したい。

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関西電力株式会社 営業本部 関西電力株式会社 営業本部
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