横浜環境デザイン、太陽光発電所の無料査定サービスを提供(2ページ目)
経験知も必要、よくある落とし穴、目視検査で発見するケースも多い
見た目は大切。綺麗に出来ている発電所は施工が丁寧と言えます。ただし細部まで見ていくと粗が見える場合があります。その見極めは経験が必要です。
- 今は良くても、5年10年先まで安定した発電量が見込めるか?(夏季、冬季の日照状況、周辺環境の変化、樹木の成長について予測する)
- トラブルの予兆は無いか?(設備の耐久性、保守管理状況、健全性の確認)
- 地面は安定しているか?(風雨による浸食、雨水処理、安全設備)
- 防犯対策はされているか? など<防犯対策はされているか? など
竣工検査や日々のメンテナンスでわかることも多くありますが、TDDでも同様に5年10年先まで安定した発電量が見込めるかといった視点で考査を行います。

売買時の見極めポイント 20年間安定的な発電は確保できるのか
東北地方の傾斜地に建設されたある太陽光発電所で、太陽電池パネルを設置した架台が雪の重みで傾いてしまったケースがありました。それも場内あちこちではなく、西側に樹木がある一部分だけでした。ということは、パネルに積もった雪が日光で溶けず、荷重がかかり続けて起こった現象と考えられます。またこの現場はスクリュー杭の基礎でしたが、スクリュー杭そのものが倒れてしまっている状態でした。これは雪の重さプラス地盤の強度不足、またスクリュー杭の打ち込み深さ不足など、複合的な要因であった見られます。この場合、地盤補強を行うことは現実的に困難と判断し、パネルをまとめて場内の別の場所に移設することを提案しました。
また、同時に架台の補強も行いました。このケースからテクニカル・デューデリジェンスの重要性を何点か挙げられます。
- 建設地の地勢、傾斜の具合、周辺状況の観察
- 積雪地域では雪が落ちやすいパネル角度で施工されているか
- 地盤強度は担保されているか(地盤調査データを参照する)
- 架台の構造・強度は建設地に適合したものか。など、現場状況やデータ分析において、専門的な知見が必要なのです。

発電所の本当の価値を知るためには、適切で総合的なTDDをおこなう必要があり、今の発電量や売電金額だけで判断して売却したり購入したりすると、後で投資家や近隣住民とのトラブルに見舞われる危険性があります。その様なことを避けるため、中古発電所の売買に実績がある横浜環境デザインにまずは簡易査定をご相談ください。2MW以上の太陽光発電査定は無料で行っております。
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