北九州市が目指す「蓄電システム先進都市」 環境国際ビジネスにも注力
北九州市の北橋市長は、2月9日の市長定例会見で『2025年度までの市内公共施設の再エネ100%電力化』を発表した。産業都市として発展し、公害を乗り越え環境都市として再生した北九州市。現在ではSDGs未来都市として市域だけでなく環境国際ビジネスにも注力している。『環境と経済の好循環』を生み出す同市の取り組みを取材した。
北九州モデルの海外展開を通して国際協力に貢献
北九州市の環境への取り組みは古い。1901年に国内初の本格的な溶鉱炉を持つ『八幡製鐵所』ができ、産業都市として発展をとげた北九州市。それに伴う深刻な公害を経験し、それを市民と行政、企業が一体となって克服した歴史をもつ。
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