カーボンニュートラル時代を生き抜く経営戦略 ポイントは「3つの切り口」

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カーボンニュートラルに取り組むことが世界的な潮流になりつつある今、脱炭素経営の進め方を模索している企業も多いのではないだろうか。この大競争時代を生き抜くための経営戦略のポイントを、ボストンコンサルティンググループマネージング・ディレクター&パートナーの丹羽 恵久氏が解説する。(1月26日環境ビジネス主催「第24回 環境ビジネスフォーラム脱炭素経営の実践へ〜CO2削減とエネルギーの効率化〜」より)

必要コストと削減インパクトを見極め戦略的に

カーボンニュートラルへの転換には、主に2つの側面があるとされる。1つは、地球環境の限界から必然性が叫ばれている温暖化対策。2つ目は、経済の長期低迷の打開に向けた成長戦略である。「その実現には、向こう30年で約1.2京円の投融資が必要だと試算されています。企業はこの両面をしっかりと捉えて、成長機会を逃さないようにすることが大切です」と丹羽氏は語る。

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