日本郵船、世界の拠点を「グリーンターミナル」に ベルギーの取り組みを横展開

  • 印刷
  • 共有

世界有数の船隊規模を持ち、国際総合物流ネットワークを築く日本郵船グループ。1885年の創業以来、「モノ運び」を通じて世界経済や人々の暮らしに貢献してきた。現在は、海上輸送を主とする物流事業を中心に、低環境負荷サービスの拡充を図る。海外拠点での取り組みについて、同社自動車輸送本部長の池田 豊氏に聞いた。

輸送の脱炭素化へ、全方位で取り組む

2021年2月に「NYKグループESGストーリー」を発表してESG経営を成長戦略とする具体的な活動を明示し、2022年3月にはその進捗報告となる「NYKグループESGストーリー2022」を発表した日本郵船グループ。

環境への取り組みについては、グループの外航海運事業において、温室効果ガス(GHG)の「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」を目標として掲げる。

実現へ向けては、同社のグリーンビジネスを通じた低・脱炭素に向けた新しい価値創造の取り組みを対象とした新ブランド「NYK GREEN EARTH」を立ち上げ、同社自動車輸送本部が2021年から展開している「Sail GREEN」ブランドの他事業本部への拡大も進める。

続きは有料会員になるか、この記事の購入後にお読みいただけます。

  • 実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 有料会員になると購入不要で全記事読める(登録月無料)
  • 有料会員は「補助金情報検索システム」、「環境ビジネス」電子ブックも利用可能
  • ポイントは記事の感想ボタンでも貯められます(※購入も可能)
無料会員
300pt
有料会員
0pt

※記事単位での購入は
ポイントが必要です

関連記事