エネルギーリスク低減に最適な方策とは? ボストンコンサルティングが解説
コロナ禍からの経済回復に伴いエネルギー需要が拡大する一方で、ロシアのウクライナ侵攻に伴う世界的なエネルギー情勢の混迷によりエネルギー価格の上昇が続いている。2023年以降の世界的な資源・エネルギー動向と日本の対策などについて、ボストンコンサルティング グループ(BCG)のパウル・デュールロー氏に聞く。
新型コロナとウクライナ危機が大きなファクター
世界的な天候不順や災害、化石資源への構造的な投資不足、地政学的緊張など、様々な要因が絡み合い、エネルギー需要に対し供給が追い付かず、2021年後半以降、歴史的なエネルギー価格の高騰が起こっている。加えて2022年2月にはロシアがウクライナへ侵攻。エネルギー価格の上昇は長引く可能性が高くなっている。
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