エネルギーミニマムで資源を最大活用 日立が目指す高度循環社会とは
〈脱炭素社会〉〈高度循環社会〉〈自然共生社会〉の構築を掲げた環境長期目標『日立環境イノベーション2050』を策定し推進する日立製作所(日立)。〈高度循環社会〉の実現へ向けては、サーキュラーエコノミーへの移行を念頭に2022年10月に『日立-産総研サーキュラーエコノミー連携研究ラボ』を設立。産官学連携での様々な研究を進める。日立の目指す高度循環社会〉の姿やラボでの取り組みを聞いた。
『GX for CORE』×『GX for GROWTH」
環境ビジョンおよび環境長期目標を策定し、持続可能な社会の実現へ向けた具体的な取り組みを進める日立。環境長期目標『日立環境イノベーション2050』では、バリューチェーン全体を通じて2050年度までにカーボンニュートラル達成を掲げ、特に〈高度循環社会〉の構築へ向けては、水・資源利用効率を2050年度までに50%改善することを大きなマイルストーンとして掲げる。
サステナブルな成長を実現するグリーン戦略については、日立グループのグリーントランスフォーメーション(GX)を加速する“GX for CORE”と、顧客と社会のGXへ貢献する“GX for GROWTH”からなる戦略を推進。
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