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村田製作所、CO2濃度センサで喚気量の最適制御実験

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村田製作所、CO2濃度センサで喚気量の最適制御実験

村田製作所は、換気量の最適制御を検証するため、現在、同社が開発中のCO2濃度センサを用いた共同実証実験を戸田建設技術研究所で開始した。

現在の室内環境基準は、ビル管理衛生法で定めるCO2濃度1,000ppm。現状の換気システムでは、人の増減に関係なく一定の換気を行っているため、人が少ない場合には余分に換気を行い、無駄な空調エネルギー費用が発生している。

これに対し、制御単位を小さくして換気が必要なところで必要な分だけ換気をする「タスク&アンビエント換気システム」を導入することで、より適切な換気と省エネを図ることができる。そこで同社は、各所のCO2濃度を測定することで、同システムに貢献するCO2センサを開発することとなった。

CO2濃度センサは「小型」「高精度」「低価格」が特長。エアコンや冷蔵庫をはじめとした家電製品やビル空調向けの用途を想定し、将来的には、ビルエネルギー管理システム(BEMS)や農業分野への導入・展開を検討している。2013年秋に量産を開始する予定。

戸田建設によると、現在の実験結果では、CO2制御無しと有りとでは最大約30%の換気量の差があることが分かった。これは消費電力にそのまま反映されるため、1万m2程度の事務所ビルであれば年間約10,000kWhの省エネにつながる。また、CO2濃度センサに誤差が生じた場合には最大で10%程度エネルギーのロスがあることも分かった。今回の実験結果の一部は9月に開催される日本建築学会大会等での論文発表を予定している。

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