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東京メトロ銀座線車両、新型駆動系システム採用 1日あたり92世帯分の省エネ

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東京メトロ銀座線車両、新型駆動系システム採用 1日あたり92世帯分の省エネ

東京地下鉄は、東京メトロ銀座線の新車両に、東芝の全閉PMSM(全閉式永久磁石同期電動機)とSiC(炭化ケイ素)ダイオードを用いたVVVFインバータ装置などを組み合わせた主回路システムを採用する。新車両は平成27年度に運転開始予定の銀座線1000系車両(3次車)で、同システムが採用されるのは世界初となる。

現在運用中の1000系車両(1次車・2次車)にはすでにPMSMが採用され、従来の銀座線01系のIM(誘導電動機)主回路システムと比較し、約30%の消費電力削減が実現されている。

新車両は、さらに省エネ化を目指し新設計の全閉PMSMが採用され、SiCダイオードを用いたVVVFインバータ装置などを組み合わせることで、約37%(IM主回路システム比)の消費電力削減を見込む。具体的には1日平均、1編成あたりで920kWhの電力量(一般家庭92世帯分)が削減できる。

東芝の全閉PMSMは、モーター内部を密閉し、自己放熱によって本体を冷やす全閉構造により内部清掃が不要で、メンテナンス性も向上する。騒音の低減などのメリットもある。また、同社が開発したSiCダイオードは高温での動作が可能で、熱の発生および損失が小さいなどの特長を持つ。

東芝はPMSMを用いた駆動システムの営業体制を強化するため、シンガポールの鉄道事業者と共同で、合弁会社「レイルライズ」を10月より設立する予定だ。

01系の消費電力を100%としたときの削減比率

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