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スマートコミュニティの実証モデルづくりに補助金 デマンドレスポンスなども対象

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新エネルギー導入促進協議会(NEPC)は、2014年度「次世代エネルギー技術実証事業費補助金(補正予算に係るもの)」の公募を開始した。

本事業は、「次世代エネルギー・社会システム実証事業」で行う総合的なスマートコミュニティのモデルづくりに加え、それを補完する先進的な技術等の確立や、地域資源を活用した、地域に根付づいたスマートコミュニティの確立に係る取り組みを国が補助するもの。

なお、2011年度より事業を開始したが、今年度は、震災後のスマートコミュニティのニーズの高まりを踏まえ、実証を一層本格化させるとともに、実証から実装に向け、実証成果のビジネス化、電力システム改革へのインプット等を行うことを目的とする。

補助対象事業者の条件は、日本法人である民間会社または民間会社を主提案法人とする共同体もしくは任意団体または大学等。対象事業は「次世代エネルギー・社会システム実証補完型プロジェクト」「地域資源活用型プロジェクト」「エネルギーマネジメントシステムの構築に係る実証事業」。応募受付期間は6月30日まで(一次締切3月27日。二次締切5月15日。三次締切6月30日)。

各事業の概要、補助率は以下の通り。

【A】次世代エネルギー・社会システム実証補完型プロジェクト

補助率

1/2以内、定額

次世代エネルギー・社会システム実証で行う総合的なスマートコミュニティのモデルづくりを補完する先端的な技術等を含んだ実証事業を行い、各地域で共通に使えるスマートコミュニティ関連技術の確立を目指す。

実証事業の例

  • EVPHVの充放電を利用した地域DRと災害時の電力供給
  • 工業団地における地域熱・電力共有システムの構築

【B】地域資源活用型プロジェクト

補助率

1/2以内、定額

地域で充分に活用されずに眠っている未利用エネルギー、再生可能エネルギー、地域の個性ある技術やアイデアを生かしたビジネスモデル等を活用し、スマートコミュニティに示される社会システムを一層多様なものとするような実証事業を行い、地域の実情に根ざしたスマートコミュニティを構築する。

実証事業の例

  • ごみ焼却工場からの都市排熱を高度活用した総合エネルギー効率の向上
  • 水産加工団地のローリング負荷制御によるエネルギーマネジメント実証

【C】エネルギーマネジメントシステムの構築に係る実証事業

<C-1>ネガワット取引に係るエネルギーマネジメントシステム構築と実証

補助率:1/2以内、定額
電気事業法上の一般電気事業者と連携したDRシステムを構築し、そのシステムを活用したネガワット取引の有効性評価に資する実証を行う。

<C-2>ネガワット取引の有効性の検証と評価

補助率:定額
C-1「ネガワット取引に係るエネルギーマネジメントシステム構築」と実証を踏まえてネガワット取引のポテンシャルを需要家の属性に応じて検証するとともに、ベースラインの妥当性等の評価を行う。

<C-3>ネガワット取引に係る共通基盤システムの開発・調査・研究・接続実証

補助率:定額
国内でDRを広く普及するため、スマートハウス・ビル標準・事業促進検討会が策定した「デマンドレスポンス・インターフェース仕様書」を踏まえた共通基盤システムの開発・調査・研究・接続実証を行う。

ネガワット取引は、一般電気事業者との間であらかじめピーク時などに節電する契約を結んだ上で、一般電気事業者からの依頼に応じて節電した場合に対価を得る仕組み。

【参考】
NEPC - 平成26年度次世代エネルギー技術実証事業費補助金(補正予算に係るもの)の公募について

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