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東京都住宅供給公社、アスベストの飛散防止策をとらずに工事したことが判明

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東京都住宅供給公社は、都営住宅のあき家補修工事におけるアスベスト含有建材の不適切な取り扱いについて、その経緯と発生原因、今後の対応などを発表した。

これは、都営住宅の営繕工事業務を東京都から受託している同公社が天井部分に吹付けられたひる石にアスベストの含有が確認されている都営住宅で3戸のあき家補修工事を行った際、法および条例で義務付けられた届出を行わず、また、工事業者が法令で義務付けられた飛散防止対策をとらずに天井の一部の吹付け材を撤去し、さらに法に定められた適正な廃棄物の処理を行っていなかったことが判明したもの。

届出が工事業者に義務付けられていた2014年5月以前の工事についても調査したところ、同様のあき家補修工事で必要な届出および飛散防止対策、適正な廃棄物の処理などが行われたことが確認できないものが51戸あり、現在、事実確認を行っている。

これらの発生原因については、あき家補修工事の発注を行う窓口センターにおいて、工事発注の際に使用している囲い込み工事が必要な住宅リストの不備、確認の不徹底があり、情報の誤認や現地確認の際の見逃しが生じたとしている。

今後について、公社および東京都は、引き続き早急に事実の把握に努め、関係当局の指示に従い、必要な措置を講じるとともに、工事関係者や入居者への必要な対策を行うとした。また、アスベスト対策工事実施状況の住戸単位での情報管理、業務実施手順の見直し・改善、工事の進行管理の徹底を図るとともに、あき家補修工事を発注している工事業者に対しても指導を徹底するとした。

なお、2014年6月以降発注の3戸については、室内および玄関前共用廊下、住宅敷地境界(屋外)のアスベスト濃度を測定した結果、すべて0.3本/リットル未満で、通常の大気濃度と同様であることを確認済み。また、2014年5月以前の51戸については、現在、工事業者に事実確認を行うとともに、関係当局に対し報告を行っている。

【参考】
東京都 - 都営住宅あき家補修工事におけるアスベスト含有建材(天井吹付けひる石)の不適切な取扱いについて

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