横国大ら、排ガス中のCO2と太陽光パネルのシリコン廃材からギ酸合成

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廃棄太陽光パネルから回収したシリコンを還元剤として活用する。画像はイメージです
廃棄太陽光パネルから回収したシリコンを還元剤として活用する。画像はイメージです

横浜国立大学は7月14日、同大学大学院工学研究院の本倉健教授らの研究グループが、電源開発(Jパワー/東京都中央区)、産業技術総合研究所(JST)と共同で、火力発電所由来の排ガスに含まれるCO2と、廃棄太陽光パネルから回収されたシリコンを直接反応させて、ギ酸を合成することに成功したと明かした。

各者は、太陽光パネルの新たな有価値リサイクル方法の確立と排ガス中CO2の有効利用へ向け、研究が大きく進展したと説明している。

開発したギ酸合成プロセス、特殊な処理工程は不要

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