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日本の産業廃棄物、2013年度は1.5%増える 最終処分量は約11%減

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日本の産業廃棄物、2013年度は1.5%増える 最終処分量は約11%減

環境省は、2013年度における全国の産業廃棄物の排出・処理状況などについて調査した結果を取りまとめ公表した。産業廃棄物の総排出量は約3億8,470万トンで、前年比約1.5%の増加となっている。

業種別排出量では、「電気・ガス・熱供給・水道業(下水道業を含む)」からの排出量が最も多く、約9,799万トン(全体の25.5%)で、前年度と同様、上位5業種で総排出量の8割以上を占めている。

種類別排出量では、「汚泥」の排出量が最も多く、約1億6,417万トン(全体の42.7%)で、前年度と同様、「汚泥」、「動物のふん尿」、「がれき類」の上位3品目で総排出量の8割以上を占めている。

処理状況をみると、排出された産業廃棄物全体の53%にあたる約2億542万トンが再生利用され、3%にあたる約1,172万トンが最終処分された。最終処分量は2012年度に比べ約11%減少した。

しかし、1995年度から2013年度までの処理状況の推移でみると、2007年度までは再生利用量が増加し、最終処分量が減少する傾向が継続していたが、2008年度以降は、その傾向は弱まっている。

結果の概要は次のとおり。

産業廃棄物の排出・処理状況(平成25年度実績)

1.全国の産業廃棄物の総排出量:前年度に比べ、約6百万トン(約1.5%)増加

  • 平成25年度総排出量約3億8,470万トン(前年度約3億7,914万トン)

※%は構成比

2.業種別排出量:前年度と同様、上位5業種で総排出量の8割以上

  1. 電気・ガス・熱供給・水道業 約9,799万トン(25.5%)(前年度約9,647万トン 25.4%)
  2. 農業・林業 約8,296万トン(21.6%)(前年度約8,572万トン 22.6%)
  3. 建設業 約8,035万トン(20.9%)(前年度約7,412万トン 19.6%)
  4. 鉄鋼業 約3,076万トン(8.0%)(前年度約2,866万トン 7.6%)
  5. パルプ・紙・紙加工品製造業 約3,044万トン(7.9%)(前年度約2,900万トン 7.6%)

3.種類別排出量:前年度と同様、上位3品目で総排出量の8割以上

  1. 汚泥 約1億6,417万トン(42.7%)(前年度約1億6,464万トン 43.4%)
  2. 動物のふん尿 約8,263万トン(21.5%)(前年度約 8,543万トン 22.5%)
  3. がれき類 約6,323万トン(16.4%)(前年度約 5,889万トン 15.5%)

4.地域別排出量:全体として前回の調査結果と同様の傾向を示している

  1. 関東地方 約10,155万トン(26.4%)(前年度約101,859万トン 26.9%)
  2. 中部地方 約5,830万トン(15.2%)(前年度約5,810万トン 14.8%)

5.産業廃棄物の処理状況:前年度に比べ、最終処分量が約11%減少

  1. 再生利用量 約2億542万トン(53.4%)(前年度約2億757万トン 54.7%)
  2. 減量化量 約1億6,756万トン(43.6%)(前年度約1億5,847万トン 41.8%)
  3. 最終処分量 約1,172万トン(3.0%)(前年度約1,310万トン 3.5%)

6.産業廃棄物の種類別の処理状況

  1. 再生利用率が高い廃棄物:動物のふん尿(95%)、がれき類(95%)、金属くず(94%)、鉱さい(91%)等
  2. 再生利用率が低い廃棄物:汚泥(7%)、廃アルカリ(19%)、廃油(30%)等
  3. 最終処分の比率が高い廃棄物:燃え殻(30%)、ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くず(21%)、ゴムくず(19%)等

【参考】
環境省 - 産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成25年度実績)について

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