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ココイチの廃棄ビーフカツ不正転売問題、マニフェスト伝票の最終処分日に虚偽記載

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ココイチの廃棄ビーフカツ不正転売問題、マニフェスト伝票の最終処分日に虚偽記載

岐阜県は15日、カレーチェーン「CoCo壱番屋」(愛知県一宮市)を運営する壱番屋が産廃業者に処分を依頼した冷凍ビーフカツが不正転売されていた件で、めん類製造業のみのりフーズ(岐阜県羽島市)とその取引先の弁当屋で、該当する製品を発見したと発表した。

本件は、壱番屋が合成樹脂製の異物混入の恐れがあるため、産業廃棄物処理業者のダイコー(愛知県稲沢市)に処分を依頼した冷凍ビーフカツが不正転売されていたもの。

岐阜県は、愛知県より、このビーフカツの流通状況についての調査依頼があったことから、取引を行っためん類製造業のみのりフーズに対し立ち入り調査を実施した。この結果、取引等の状況を示す伝票等書類の存在は確認できなかったこと/壱番屋の名前が印刷された段ボールが約800箱が施設内に保管されていたこと/食品衛生責任者の独断でダイコーの依頼により取引を行ったこと/みのりフーズにて箱の詰め替え作業を行い、愛知県内の個人および企業2社に全量を販売したこと等、判明した内容を13日に公表している。

続いて、今回、みのりフーズと、その取引先である弁当屋の冷凍庫から、該当するビーフカツと外装が酷似した別のチキンカツが発見された。これらについて壱番屋に確認したところ、正規に流通した商品でないことが判明した。

今回不正転売が発覚したチキンカツの賞味期限は、2014年7月18日、2015年8月16日、2015年9月17日の3種類。

入手時期、入手経緯等については現在調査中で、岐阜県は引き続き、愛知県と連携して流通経緯等について調査を進めていく。なお健康被害については報告されていない。

異物混入の疑いで廃棄した製品が流通

壱番屋は本件について、13日に同社工場にて製造した「ビーフカツ」(冷凍5枚入り)を廃棄したものが一般流通していることが発覚したと発表した。

このビーフカツは、製造中に工場で使用しているナイロンを主成分とする合成樹脂性の部品が混入した可能性があるため、産業廃棄物処理業者であるダイコー(愛知県稲沢市)へ廃棄処理を委託したものだった。

本製品の製造日は2015年9月2日で、廃棄日時は10月19日14時。廃棄量は4万609枚。混入した異物の大きさは最大で8mmで、粉砕している可能性もある。異物の量に比べ廃棄量が大量になったのは、製造時における異物混入時点が限定されなかったため、混入の可能性がある製品の全ロットを廃棄したためと説明している。

今回の不正転売は、同社系列店に勤務する従業員(パート)がスーパーマーケットで買い物中に、該当するビーフカツを発見し不審に思い、同社本部に通報、現物を取り寄せ確認して発覚した。同社担当者によると、本件に係るマニフェスト伝票には、「最終処分日」の日付が記入されていたため、正しく処理されたものと認識していたという。

壱番屋は15日にも、ビーフカツに続いて、廃棄した「チキンカツ」「ロースカツ」「メンチカツ」「ビーフカツ」「ナポリタンソース」「ラーメンスープ」の不正転売が発覚したと発表した。

同社はこれらの製品の写真等を公開し、廃棄物として扱われたものであり、温度管理等の保存方法に問題が考えることから、該当品が手元にある場合は喫食を控えるよう呼びかけている。また、今後はマニフェスト伝票の確認だけでなく、廃棄物処理の現場確認も含め、対策を検討中だ。

【参考】
岐阜県 - 食品衛生上の問題が危惧されるチキンカツの流通について

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