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パナソニック、米テスラと協業 ニューヨークの工場で太陽電池を生産

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パナソニック(大阪府門真市)と米テスラモーターズ(米カリフォルニア州)は12月27日、テスラ傘下のバッファロー工場(米ニューヨーク州)において、太陽電池セルとモジュールの生産を開始することで合意したと発表した。太陽電池モジュールの生産は2017年夏に開始する予定で、生産能力は2019年までに1GWにする計画だ。

契約の一環として、パナソニックはバッファロー工場で必要な投資の一部を負担し、テスラはパナソニックから、工場で生産された太陽電池を長期間にわたり購入する。

「太陽光発電」「蓄電池」「電気自動車」のセット提供に注力

電気自動車メーカーのテスラは、太陽光発電ベンチャーのソーラーシティを買収。10月末に新製品として、特殊なガラスタイルと太陽電池で構成される屋根素材「ソーラールーフ」と家庭向け蓄電池「パワーウォール2」を発表した。太陽光発電と蓄電池、電気自動車を組み合わせることで、持続可能なエネルギーシステムを構築していく考えも明らかにした。

パナソニックとの協業で生産される、高効率太陽電池セルとモジュールは、ソーラールーフ以外の製品向けの太陽電池パネルの生産に使用される。また、ソーラールーフの生産が始まる際は、ソーラールーフ用ガラスタイルにもパナソニックのセルが使用される。

これらのソーラー製品は、テスラの家庭向け蓄電池「パワーウォール」や企業・電力会社向け蓄電池「パワーパック」とシームレスに統合した太陽光発電システムに採用される。

パナソニックはテスラと協力して、カリフォルニア州フリーモントにあるソーラーシティの施設で次世代太陽電池技術の開発にも着手する。

バッファローの工場では、協業による生産開始と共に、アメリカにおけるテスラの生産基盤として拡大を図り、今後数千人の雇用を創出する。テスラはバッファロー工場で製造業500人以上、合計1,400人以上の雇用を生むというソーラーシティの公約を改めて表明した。

両社は10月、北米市場向けの太陽電池の生産で協業に向けた検討を開始したことを発表。この協業は、テスラが進めていたソーラーシティの買収が株主に了承されることが条件となっていた。

両社はこれまでに、テスラの電気自動車用電池や蓄電池の生産で提携しており、今回の提携により、その関係を更に強化・拡大させていく。

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