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船舶用LNG燃料、船から船へ補給できる洋上スタンド

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船舶用LNG燃料、船から船へ補給できる洋上スタンド

Ship to Ship 方式のLNG移送は、LNG燃料船に対してLNGバンカー船が接舷し、同燃料を供給する作業が行われる。

三菱商事(東京都千代田)、ENGIE SA(フランス・パリ)、日本郵船(東京都千代田区)、FLUXYS SA(FLUXYS/ベルギー・ブリュッセル)は、同4社が設立した合弁会社が保有する液化天然ガス(LNG)燃料供給船「ENGIE ZEEBRUGGE」が、自動車専用船の荷役中にShip-to-Ship方式でLNG燃料を供給したと発表した。同4社によれば、この方式のLNG燃料供給は世界初という。

同船は、2017年2月に韓進重工業の影島造船所(韓国・釜山)で竣工。その後4月にベルギーの国際貿易港であるジーブルージュ港へ入港し、FLUXYS社が所有する同港のターミナルにてLNG燃料の積み込みを行った。

その後、ノルウェイのUECC社が運航する自動車専用の運搬船「AUTO ECO」「AUTO ENERGY」の荷役中に、Ship to Ship方式でLNG燃料を供給した。これにより同合弁会社によるLNG燃料供給・販売事業が本格的に開始された。

今後、同船はLNG燃料の普及を目指すGas4Seaブランドのもと、同港を拠点とし、北海・バルト海を航行する船舶へLNG燃料を供給していく。

なお、Gas4Seaは、全世界に船舶向けLNG燃料販売を展開するブランドで、昨年9月に三菱商事、ENGIE、日本郵船によって立ち上げられたもの。

船舶の排出ガスへの国際的な規制強化が2020年に開始されることになり、環境負荷が少ないLNG燃料を使用する船舶数が増加するなか、各地でLNGバンカリング拠点の整備が進められている。

国内では、横浜港で「Truck to Ship」(陸上のLNGタンクローリーから、船にLNG燃料を供給する)方式のバンカリングの効率化に向け運行が実施されている。

Truck to Ship方式

Truck to Ship方式

三菱商事らは、供給地点に柔軟性を持てる「ENGIE ZEEZBURGGE」の就航が、LNG燃料の普及拡大への大きな契機となると見込んでいる。

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