アサヒビールが開発した「ビール酵母細胞壁の肥料」で途上国の農業問題を解決

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参考:ラオスでのピーマン畑
参考:ラオスでのピーマン畑

アサヒグループホールディングス(東京都墨田区)は4月25日、開発途上国の農業の課題解決に貢献するため、国際協力機構(JICA/東京都千代田区)と、ビール製造工程で生成される副産物「ビール酵母細胞壁」を液状複合肥料として活用する連携協力の覚書を締結したと発表した。

ビール酵母細胞壁の肥料、途上国で効果検証

その具体的な取り組みとして、JICAが推進している既存プロジェクトに対して、アサヒグループが肥料をサンプルとして提供し、JICAと協力し技術支援を行う。肥料を使用する区画と使用しない区画に分け試験栽培を開始し、収量や品質、土壌病害対策の効果検証を進める。

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