
AIによるデータ解析イメージ(出所:川崎汽船)
川崎汽船は2月17日、運航船約300隻が搭載する船舶統合システム「K-IMS」に、ベアリング社のAI(人工知能)によるデータ解析技術の採用を決定したと発表した。同社が約20年にわたって収集してきた運航データと、ベアリング社のAIによるデータ解析技術を組み合わせることで、運航船における高精度な性能評価を実現。安全で経済的な運航によって環境負荷の低減を進める。
今後、実海域における運航船の運航性能を正確に把握し運航管理に役立てるとともに、ハード・ソフト面問わず、燃料消費削減の様々な取り組みを正確に評価し、運航船の性能改善や運航管理の高度化を図る。
全文は無料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 46 %