産総研、大気中のCO₂から高濃度のメタンを直接合成 二元機能触媒を開発

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二元機能触媒を用いたCO2分離回収の前処理を必要としない希薄CO2の直接転換技術の概念図(出所:産総研)
クリックで拡大します 二元機能触媒を用いたCO2分離回収の前処理を必要としない希薄CO2の直接転換技術の概念図(出所:産総研)

産業技術総合研究所(産総研)らの研究グループは2月25日、CO2分離回収過程の前処理を必要とせず、大気中のCO2よりも低い濃度(100ppm程度)のCO2から、最大で1,000倍以上高濃度のメタンを直接合成する技術を開発したと発表した。

研究グループは今後、触媒重量当たりのCO2回収量とメタン生成量がさらに高い二元機能触媒の開発を目指すとともに、実用化を目指した高効率な反応プロセスの開発を行う考え。

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