川崎汽船、LNG燃料の自動車専用船が竣工 低環境負荷で輸送、CO2削減

川崎汽船(東京都千代田区)は3月12日、今治造船グループの多度津造船(香川県多度津町)で建造していたLNGを燃料とする自動車専用船『CENTURY HIGHWAY GREEN』が竣工し、川崎汽船に引き渡されたと発表した。
同船は従来の重油燃料の船に比べ、CO2の排出を25%~30%、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)の排出をほぼ100%、LNG燃料の使用に加えEGR(Exhaust Gas Recirculation)を使用することにより窒素酸化物(NOx)の排出80%~90%の削減を見込んでおり、低環境負荷での輸送を実現するという。
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