ミシュラン、「脱炭素海運」でタイヤ輸送へ 加-仏でCO2排出量90%削減

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ネオラインの貨物船 イメージ
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ミシュラン(日本ミシュランタイヤ・東京都新宿区)は3月15日、風力エネルギーによる「脱炭素海上輸送」サービスを提供するフランスのネオライン社と海上貨物輸送の契約を締結し、2023年までにカナダーフランス間のタイヤ輸送を開始すると発表した。大西洋横断の海上輸送で現在のCO2排出量を90%削減できるという。

ネオラインは4,200平方メートルの帆を持つ全⻑136メートルの貨物船の船主で、風力エネルギーによる脱炭素海上輸送サービスを提供するフランスの新興企業。フランスの主要な業界各社は、サプライチェーンのエネルギー転換を目標にネオラインとの協業を始めているという。ミシュランは最終的に、同グループのコンテナ輸送の50%をネオラインに委託予定だ。

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