ANAインターコンチ、生ごみの堆肥化を開始 食資源循環も検討

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(出所:ANAインターコンチネンタルホテル東京)
(出所:ANAインターコンチネンタルホテル東京)

ANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)は4月1日から、館内に設置した堆肥製造装置で生ごみの堆肥化を行うと同時に、装置の製造会社である有機醗酵(千葉県松戸市)の協力のもと、生成した堆肥を農家に販売する取り組みを開始する。将来的にこの堆肥を使って栽培された野菜や果物をホテルの食材として取り入れ、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一つとして、食資源の循環につなげていく計画。

館内に設置した堆肥製造装置「エコ・ポスト(R)」は、食品残さや肉、魚、野菜くずなどの生ごみを撹拌しながら24時間で分解・発酵させ、約5分の1の量の堆肥を生成する。同ホテルでは2019年の平均で1日あたり約1,000kgの生ごみが発生。同装置を自社内に持つことでごみの排出量が大幅に削減できるとして、2020年5月から試験的に同装置での堆肥の生成を開始した。

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