九電Gと中国電力、再エネとディーゼル発電を最適運用 カーボベルデ国で

九電グループのキューデン・インターナショナル(福岡県福岡市)は3月19日、中国電力(広島県広島市)と共同で、国際協力機構(JICA)から、大西洋の西アフリカ沖合に位置する島しょ国・カーボベルデ共和国における「ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」を受託した。ディーゼル発電と再生可能エネルギーを組み合わせた最適運用について技術支援を行う。期間は2023年3月までの2年間。
カーボベルデ国は、恵まれた風況を活かして、風力発電を中心とする再生可能エネルギーの導入率を2025年までに50%とすることを目標に掲げている(2018年時点で18.2%)。今回受託したプロジェクトでは、現状、ディーゼル発電の運転出力下限値の制約から風力の発電量が抑制されているため、ディーゼル発電の運用・維持管理基準を見直すとともに、ハイブリッド発電システム最適運用の提案を行う。さらに新たな再生可能エネルギー導入促進策についても検討する。
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