三菱パワー、英で脱炭素化計画に参画 120万kW級ガスタービンで水素転換

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ゼロ・カーボン・クラスター概要(出所:ZCH)
ゼロ・カーボン・クラスター概要(出所:ZCH)

三菱パワー(神奈川県横浜市)は3月26日、英国最大の工業地域ハンバー川流域の三角州地帯で進められている、同国最大規模の産業クラスター(Humber Cluster)の脱炭素化事業計画に参画すると発表した。12企業・機関が、天然ガスから製造した水素の活用やCO22の回収・除去技術の活用により、2040年までに同産業クラスターにおけるCO2排出実質ゼロ達成を目指す。

三菱パワーは、域内電源の天然ガス焚きの120万kW級ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所で、稼働する同社製ガスタービン3基の燃料を水素に転換する技術検討とフィージビリティ・スタディー(実効性調査、FS)を、同発電所のオーナー企業であるトライトン電力社と連携して進めていく。当初は体積比で30%の水素混焼で始め、将来的には水素専焼を視野に入れる。

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