海洋中のCO2低減へ、ゲノム編集技術を藻類と魚介類の炭素循環に応用

NTT(東京都千代田区)と11月12日、リージョナルフィッシュ(京都府京都市)とともに、藻類と魚介類にゲノム編集技術を適用して海洋中に溶け込んだCO2量を低減させる、CO2変換技術の実証実験を開始したと発表した。
ゲノム編集技術とは、生物が持つ特定の塩基配列を狙って変化させる技術。今回実証実験を開始したCO2変換技術は、海洋中のCO2を吸収する藻類と、それをエサとする魚介類による炭素循環にゲノム編集技術を応用した環境負荷低減技術だ。陸上養殖のプラットフォームを活用した拡散防止措置を講ずることで、ゲノム編集体を拡散することなく、CO2低減効果を実社会に提供することが期待できるという。
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