レコテック、ベトナムでPCR材の活用に向けた資源回収の実証実験を開始

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「POOLシステム」の管理画面(出所:レコテック)
「POOLシステム」の管理画面(出所:レコテック)

レコテック(東京都千代田区)は11月16日、JUNK & CO社(ベトナム・ハノイ)と共同で、ハノイ都市環境社 (同)の支援のもと、PCR材の活用に向けた資源循環プラットフォームによる資源の回収実証事業を開始したと発表した。実証期間は、2021年9月 ~2021年12月(予定)。

この取り組みは、資源循環プラットフォームの導入によって、都市資源の賦存量を可視化し、流通全体を管理することで、トレーサビリティを担保したPCR材の安定的な供給を実現するもの。資源循環の出口である需要家の要求からバックキャスティングした回収リサイクルの仕組みを設計し、持続可能な資源循環と経済循環を構築する。税制の変革などで自社製品へのPCR材の活用が喫緊の課題である製造業者や、廃棄物を焼却ではなくマテリアルリサイクルに回す必要がある排出事業者にとって、課題の解決策となるサービスを展開予定だ。
なおPCR材とは、家庭から排出される材料や商業施設や工業施設などの各種施設において本来の目的のためにはもはや使用できなくなった製品として発生する材料で、ポストコンシューマーリサイクル材に位置づけられている。

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