日本郵船、液化石油ガス燃料の大型LPG・アンモニア運搬船2隻を建造へ

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LPG燃料VLGCのイメージ(出所:日本郵船)
LPG燃料VLGCのイメージ(出所:日本郵船)

日本郵船(東京都千代田区)は12月2日、LPG(液化石油ガス)も燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載したVLGC(大型LPG・アンモニア運搬船)2隻を、川崎重工業(東京都港区)へ発注したと発表した。同船は坂出工場で建造され、いずれも2024年の竣工を予定している。

同船は、従来船と異なり、LPGの他にアンモニアを積載することが可能で、多様なトレードパターンに柔軟に応えるために貨物タンクごとにLPGとアンモニアを分けて相積みにすることもできる仕様となっている。アンモニアは、化学原料や肥料原料として使用されるだけでなく、燃焼時にCO2を排出しない将来のゼロエミッション燃料としても注目されている。

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