双日、米国で省エネサービス事業に参入 　米ESCO事業者を子会社化

双日（東京都千代田区）は12月3日、米国市場での省エネルギーサービス事業に進出すると発表した。双日米国会社を通じて、省エネルギーサービス事業者であるマクルーア社（米国ペンシルベニア州）の株式を新規取得の上で連結子会社とした。

同事業参画後は、マクルーアが持つ事業運営能力と双日が有する発電事業の開発・運営の知見・ノウハウを組み合わせ、既存事業の拡大、太陽光等の分散型発電の拡販を図る。また、省エネ機器の導入のみならず、ファイナンス・メンテナンス・電力供給などを組み合わせて、顧客ごとのエネルギー消費に合わせたサービスを総合的に提供する形態であるEaaS（Energy as a Service）事業展開にも取り組んでいくかまえだ。