熊谷組ら、樹皮から「ブラックバークペレット」製造 22年に四国でPJ始動

熊谷組(東京都新宿区)は12月13日、国内林業活性化・カーボンニュートラル実現・電力安定供給への貢献を目指し、清本鐵工(宮崎県延岡市)と、国産バーク材(樹皮)を原料とするバイオマス燃料「ブラックバークペレット(BBP)」を共同開発したと発表した。原料のバーク材は、住友林業フォレストサービス(東京都新宿区)が調達。2022年より、四国愛媛県西条市から同プロジェクトを始動する計画だ。
BBPは、バーク材を半炭化し、廃油を特殊手法で含浸させて製造する。熱量は6,000kcal/kgと石炭と同等水準、混焼率は最大30%以上、高耐水性で野積み保管も可能だという。1工場当たり30,000~35,000トンの生産量を見込んでいる。
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