東京建物ら、オフィスビルの有機性廃棄物をオンサイトで「バイオ石炭」に

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実証実験イメージ図(出所:東京建物)
実証実験イメージ図(出所:東京建物)

東京建物(東京都中央区)など6社は12月20日、国内で初めて、オフィスビルから排出・焼却処理されている紙ごみや厨芥ごみ等の有機性廃棄物を、オンサイトでエネルギー化する実証実験を始めたと発表した。新宿センタービル(新宿区西新宿、54階建)で実施している。

この実証実験は、有機性廃棄物から、石炭の完全代替燃料となる固形燃料「バイオ石炭」を生成するもの。オフィスにおいて、リサイクルされずに焼却処理されている一部の紙ごみや厨芥ごみ等の有機性廃棄物について、低廉な費用でエネルギー化することにより、ビル内で電気エネルギーとして利用する自立分散型のエネルギーシステムを構築し、循環型経済への移行に貢献することを目指す。

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