九電グループ、UAE海底直流送電事業に参画 生産基地にクリーン電力供給

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沖合にある石油・ガス生産基地(出所:キューデン・インターナショナル)
沖合にある石油・ガス生産基地(出所:キューデン・インターナショナル)

九電グループのキューデン・インターナショナル(福岡県福岡市)と九州電力送配電(同)は12月24日、アラブ首長国連邦(UAE)において、海底直流送電事業に参画したと発表した。今後35年間、石油・ガス生産基地向けにクリーン電力を送電する。運用開始は2025年予定。

この事業は、アブダビ国営石油会社(ADNOC)とアブダビ国営エネルギー会社(TAQA)が、ADNOCのオフショア生産事業を大幅に脱炭素化する36億ドルの戦略的プロジェクトとして実施するもので、具体的には、ADNOCが開発する沖合2箇所の石油・ガス生産基地向けに、本土から超高圧直流送電設備(海底ケーブル、直交変換所)を構築し、TAQAの電力系統を通じて供給されるクリーンで高効率の電力を35年間にわたり送電する。

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