住友商事、アンモニア燃料船の開発を本格化へ 脱炭素目指す

  • 印刷
  • 共有
建造予定の船舶と同等サイズのドライバルク船のイメージ(出所:住友商事)
建造予定の船舶と同等サイズのドライバルク船のイメージ(出所:住友商事)

住友商事(東京都千代田区)は12月27日、グループ会社の大島造船所(長崎県西海市)と共同で、アンモニアを燃料とするドライバルク船の設計・開発を本格化すると発表した。2025年内の竣工を目指し、竣工後は同船の保有・運航を通じて、ドライバルク船の需要家におけるサプライチェーン排出量の削減に寄与するとしている。

ドライバルク船とは鉱物資源や穀物、木材チップなどの輸送船のこと。住友商事は同船の設計・開発に向けて、大島造船所を中心とした社外パートナーに加えて、2021年7月に社内で発足した「アンモニア組織横断プラットフォーム」とともに、船体の開発から燃料供給などの航行環境の整備も進めていく予定だ。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事