キリンビール、国内全9工場に太陽光発電を導入へ 発電容量計11MW超に

キリンホールディングス(東京都中野区)は12月27日、グループ会社のキリンビール(同)が国内全9工場で大規模太陽光発電設備を導入すると発表した。これまで8工場で同設備の導入を進めてきたが、今回、福岡工場(福岡県朝倉市)で、PPAモデルによる太陽光発電電力を導入すると明らかにした。
福岡工場における太陽光発電設備の実質の稼働は2022年3月頃を予定。これにより、年間約5,800tの温室効果ガス(GHG)排出量を削減する見込み。この施策と工場の購入電力の再エネ化の効果も含めて、キリンビール全体の使用電力の再エネ比率は、2020年時点の約18%から約34%に向上するという。また、同社によると、国内食品会社で最大級の合計11MW以上の発電容量を有することになる。
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