ZHD、2030年脱炭素を宣言　ヤフーはカーボンネガティブへ

Zホールディングス（ZHD／東京都千代田区）は2月2日、傘下のヤフーやLINE、ZOZOなどを含む、ZHDグループ全社の事業活動での温室効果ガス排出量を2030年度までに実質ゼロにする「2030カーボンニュートラル宣言」を発表した。さらに、事業で使用する電力の100％再生可能エネルギー化を目指す国際イニシアチブ「RE100」への速やかな加盟を目指す方針も示した。

2030年度のカーボンニュートラル達成に向けて、まずは2025年度頃までに、主要企業が利用する電力の80％以上を再エネ化し、その後の5年間で残りの使用電力の100％再エネ化を進める。また、ヤフーにおいて、温室効果ガス排出量よりも吸収量が上回るカーボンネガティブへの取り組みを先行して進め、ZHDグループ全社でカーボンニュートラルの達成を目指す。