雪印メグミルク、メタンガス化施設を大樹工場に設置 副産物活用へ

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雪印メグミルク(東京都新宿区)は2月3日、チーズを製造する際の副産物であるホエイ(乳清)の新たな活用に向けた取り組みの一環として、大樹工場(北海道広尾郡大樹町)にメタンガス化施設を設置すると発表した。ホエイや有用成分回収工程で発生する残渣などのバイオマスをメタン発酵処理し、発生させたメタンガスの全量を工場のエネルギーとして有効活用する。

投資額は約29億円。生成したメタンガスは、大樹工場内でエネルギーとして全量使用する。これにより、CO2排出量年間約8,400トンの削減、用水使用量年間約15万トンの削減につながる見込み。メタンガス化施設の稼働開始は2023年度上期を予定している。

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